コマツは中国「新常態」にひるまない
日経ビジネスオンライン
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先日の決算(下記)でもコメントした。中国の累積台数はかなり大きくなっており、新規需要は期待できない。一方で、稼働時間も減ってはいるが、一定は維持している。そして中国に限らず、部品売上が着実に増加しており、利益を支えている。
記事最後のページにあるように、現実として需要が多いときにアフターサービスの準備までするのは、かなり現場負担が大きいだろう。そしてそれが出来なかったのが現実で反省があると書かれているが、一方でそれでもここ数年取り組んだから、今こらえられている側面はあるだろう。また、ラインの長さを短くしたり。金融危機の直後も、コマツは工場の集約と合わせて改善活動を行ったりもしていた。地道なこういった積み上げが体質を強化していることが伺える記事。
一日当たり生産台数が5年前と比べて1/10となるなかで、「今の需要規模でも黒字を出せる体制にはなった」って、とんでもないこと。
https://newspicks.com/news/1370038?ref=user_100438NPのAIの連載で書かれていたことと合わせて読むと面白い。これがIoTに取り組む企業のお手本。建機自体のデータが生み出せれば、それを収集することで、差別化にもなるし、営業機会も創出、それがコムトラックスへの投資を推し進めてきた。まだIoTと言われていない時代にこれを実現してきたことが何度コマツの記事を読んでも凄いと思うところ。
データ分析から行動指針という意味で「コウレイシャ」というわかりやすいフレーズで組織がブレずに動いているところも参考になる。
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