芸能事務所アミューズ、スポーツ参入の勝算
東洋経済オンライン
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私はアミューズという事務所に大変関心を持っていますが、今度はスポーツマネジメントをやるのですね。アミューズは一人一人のキャリアプランについてある程度本人の自主性や特徴をうまく引きだすような印象を持っていることと、もともとライブ志向であることからスポーツでも成果が出て不思議はないと思いました。外資系のスポーツマネジメントの話はこれまで耳にすることが多かったのですが、日本企業として吉本などとも切磋琢磨して発展して欲しいと思います。
これはまさに素晴らしい目の付け所だと思う。自論ですが、スポーツ選手は今後、チームからもらう報酬より、それ以外のスポンサーだとか著作権、パートナーシップ等から得られる収入の方が大きくなってゆくはず。それだけデジタルでファンと選手が直接つながれるようになったことは大きい。チームと選手が対等化してゆく、選手のブランディングが大事になってゆく、そんな時代がすぐそこに来ています。
吉本興業は青木、黒田ら大リーガーはじめサッカー、ゴルフなど70名の選手をマネジメントすると同時に、トヨタのスポーツ部門を包括支援するといった展開を見せています。ホリプロもぼくが所属していたスポーツ文化部で以前から数多くの選手をマネジメントしています。選手が世界で活躍する上でプロのマネジメントの重要性は高い。アミューズの参入は遅いぐらい。