全小中高に無線LAN 電子教科書に対応、20年までに 国、費用5割補助
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教育現場のIT化は、子供の影響を不安視するよりは、運営側の既得権やコストへの不安が大きいと考えます。その辺をうまくデザインできれば、問題なく入ると思います。例えば、IDEOがペルーではうまくやった事例が紹介されています。
https://www.ideo.com/work/designing-a-school-system
注目のコメント
私も梅田さんに賛成です。ただ、こうした教育現場のIT活用への反対論も多くて驚きます。
例えば、読売新聞は2016/4/30の社説で、電子教科書に対して、《端末をネットに接続して、調べものをする場合、次から次へとサイトをたどるうちに、本来の目的を見失う恐れがある。自分の頭でじっくり考える力の育成にはつながらないのではないか。》と指摘しました。
さらに、有害情報に生徒がアクセスをする危険性を唱え、《デジタル教科書を自宅に持ち帰るようになれば、子供たちがその操作に没頭し、本を読む時間が減少することも懸念される。》とまで言っています。
学校の社会の授業で、例えばNewsPicksをみんなで見たり、あるいはクラス代表でコメントを書いたりする方が「自分の頭で考える」ようになって、大変勉強になるはずです。
デジタルやネットを「怪しいもの」ととらえる層は未だ多く、私たちネットメディアも頑張らないなと日々痛感しています。
#読売社説:
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/20160429-OYT1T50106.htmlこの総務省の取り組みを歓迎します。「現在、無線LANを利用できる小・中・高校の教室は24%にとどまる。」全国の学校を訪問させて頂く中で、実際は、PC教室に限定されていたりと現時点ではかなり利便性は低いのではと感じます。
今回のWfi整備は、教育と災害対策の視点を包含しているとのこと。公立小・中は市町村の管轄、高校は都道府県の管轄になっていますが、このようなものを導入する際に課題となっているのは「予算をいかに通すか」「予算をどこから持ってくるか」ということです。
災害対策と合わさることで、議会においてもスムーズに議論が進むのではと期待しています。