グロースハック最新手法 | GMO Venture Partners
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「まず、改めて話しておきたいのが、グロースハックとは何かという部分です。というのも「グロースハック」という言葉がバズワードになりすぎていて、いろんな定義が国内で混在している状態になっていると思うんですね。なので、ここを整理したいと思ってます。
整理するために有名な事例をいくつか挙げると、
Dropbox:追加の容量をインセンティブにした友人紹介で登録数を60%も増やしました。
Twitter:登録フォームでの離脱率がもともとすごく高かった。何故かというとID(@~)という部分のユーザー間での重複がかなり多く、独自IDを手に入れるまでに入力を繰り返さなければなりませんでした。そこで名前を入力するだけで独自IDを項目に自動入力する仕組みを組み入れたところ、純増分だけで6万人/日の増加がありました。
Airbnb:貸し手向けに物件をCraigslist(より大きなプラットフォーム、米大手クラシファイドメディア)に掲載する機能を追加。トラフィックを増やして、初期のユーザー獲得につなげました。」より、現場のためのKPIを設定すべきで。会社が追うのはKGIに近いと思うんですね。 もっとライトに追いやすいモノをKPIにするのがよいです。 たとえば、多くのWebサービスはDAUを上げるというのがKGIで、そのためのKPIとしてFacebookは登録後10日以内に7人の友達を作らせた数というのを現場のKPIにしていました。これは、登録後10日以内に7人の友達を作らせると、その後のDAUが劇的に上がるということに気付いて作った指標です。6人でも8人でもなくここは7人だと。そのためにどうやるか、というのを徹底して登録導線からすべて見ていました。 Twitterは5人以上フォローさせることでアクティブ率が跳ね上がるらしく、5人というのがマジックナンバーらしく、この部分をKPIにしていると。 Dropboxでいうとファイルを必ず一つ置いてもらうということがKPIで。