日本維新の会:創始者・橋下氏が新著「維新、失敗だった」
コメント
選択しているユーザー
橋下さんは評価は別れますが傑出した人材であることは間違いないと思います。ただ、それでも政治の世界で国を動かせるようになるかというと、全く歯が立たない。
自民党は批判も多いですが、これだけ長くにわたり政権を維持できているという事実を見るにつけ、つくづく政治をする、政治家であるということは一般の人とは全く別の感覚、能力が必要なのだろうなと思います。
注目のコメント
大阪市は、東京23区よりも区域が狭い割に、24区もあって、行政面で非効率。今なお、24区を実質的に「合区」する方向で大阪市政に影響を与えた意味では、「大阪都構想」は「失敗」ではなかった。
市長権限で24区をいくつかに「合区」し、行政効率化の実績を上げてから住民投票すれば、「失敗」しなかったかもしれないが・・・
それと、「大阪都構想」は、維新が大阪府知事と大阪市長をとれたところまではよかったが、堺市長をとれなかったことで、構想の範囲が大阪市域に限定され、広域的に行政の効率化を進めるというメリットが減ったことは「失敗」だっただろう。橋下氏に同意です。なぜなら。
失敗だった理由として、
(1)国会議員の日常の活動量の少なさ
(2)組織としての戦略性のなさ
(3)まとめる力、まとまる力の欠如
(4)命がけの権力欲、名誉欲の欠如
を挙げています。
⑵の、戦略性のなさについては、
「大阪都構想で手いっぱいになってしまい、国政政党としてのマネジメントは『東京まかせ』になっていた」
と、自らにも責任があると。
的確な検証だと思います。維新を立ち上げたのはいいがお金といい人材が来なかった。それでしょう。しかし、自民党の現政権も支持はあるが盤石だと言えないと思います。
追記
橋下氏はこの著書は一つの布石であるように思います。国政に出る機会を作っているようにも思います。失敗を自民党で活かすか、今後の動きに注目したいですね。