ビットコインの急騰、1990年代後半のテクノロジーバブルを圧倒

ビットコインが分岐騒ぎで暴落し、実際に分岐したら今度は暴騰とは・・とても凡人には理解できませんがトンデモナイ利益を上げた人達が居るのは現実ですからね！マア投機筋がビットコインの普及に確信を持ったのでしょうが、それなら反って疑問です。
最大の技術ポイントのブロックチェーンが既にハッキング可能と云われているリスクと処理スピードの遅さでこれ以上の拡大は厳しいとの２大課題の解決を見てからの暴騰なら理解できますが・・。

なかなか激しいチャート（下記Bloombergでの元記事リンクで見れる）。個別株であれば、これを超えるようなチャートももちろんあるだろうが…
尊敬する投資の先輩が言っていたこと。「ファンダメンタルから乖離しているというショート（空売り）は、大体失敗する」。その心は、上がるほど目標株価・価格などが上がるように、正当化する理由を探すし、そこに乗ってくる人がいる。だからどこまで上がるか分からない。ただ、だからといって今ついている価格がファンダメンタルズと考えるのも間違い。
終わらないバブルもない。ファンダメンタルズが伴ってくるか、価格が修正されるか。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-08-30/OVHD5H6TTDSU01

ビットコインではじめて取引がおこなわれたのが2010年。ピザ2枚を10,000BTCで交換したらしいが、これを今日のビットコインの価値に置き換えると約50億円。たった7年でこれほどの価値になったと思うと異常な上昇率だというのがよく分かる。

バブルと言えばバブルだと思うけど、ファンダメンタルズがないようなものだから、何を持って割高というかも難しい。
この通貨の信頼性は、暗号というテクノロジーとマイニングに費やされている機材代と電気代に支えられている。だから、次の半減期に価格が見合うところまで上昇していなければ、全てが逆回りになることもあるかもしれない。
マイナーの収益半減→マイナーの撤退→ハッシュレート（演算力）の減少→信頼性が損なわれる→暴落 というシナリオも。