シャネル社長が「豊洲移転」に異議唱える理由
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コラス氏は日本を舞台にした小説を書かれたり、鎌倉の日本家屋に住んでいたりと日本カルチャーを深く理解し愛されている社長。
「築地移転は東京だけでなく、日本のイメージを破壊しかねない」という意見はもっともである。
一昨年のホテルオークラの本館取り壊しの時も、大きく反対の声をあげたのは、ボッテガヴェネタのトーマス•マイヤーたち海外のクリエイターたちだった。
日本人の私たちがこういう再開発に半ば諦めムードになる中、ヨーロッパの有識者たちは、必ず異を唱える。
それによって私たちもきちんと目を覚まさないと、この国はつまらない景観とつまらないルールだらけの、魅力ない街になってしまいそうです。
築地の改築、移転するのであれば、観光的見地で、築地の喧騒の残し方も考えた方がいい。世界の趨勢として観光客向けの市場機能と飲食店向けの機能は分けて考えれば良い。パリだってランディスという豊洲のような立派な市場が機能してます。そこに観光客はこない。むしろ毎日築地に自転車やバイクで買い出しという需要は廃れて行きECや産直、小売でも仲卸で選んで宅配は別途みたいな流れが普通になるので車両での輸送に適した豊洲はプロ向け。築地は再整備して商業施設やスタジアムの横に昔ながらの築地を再整備。そこでは観光客向けのアトラクションとしてマグロの解体ショーや模擬的なセリが行われているイメージが理想と思います。パリもマルシェとランディス市場は全然ちがうし。
「築地を移転するなんて、ノートルダム大聖堂をパリからリヨンに移すのと同じくらいバカげています」これはどの位バカげている事なのかなあ。東京タワーの機能がスカイツリーに移行するって決まった時は少しさみしいものがあったけど、案外みんな心変わりは早いものだ。