渋谷、“ビットバレー2.0”のカオス
日経ビジネスオンライン
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「ビットバレー」とは、懐かしい。渋=Bitter 谷=ValleyでBitterをデジタルのBitに変えて命名したのが、グロービス1号ファンドの投資先だったネットエイジの西川さんだった。その渋谷のネットエイジにインターンしていたのが、Greeの田中さんやMixiの笠原さんだ。
僕が堀江さんに一番最初に会ったのが、ビットバレーの会合だった。オンザエッジの時代だった。僕が書いた本を読んでいてくれて、「勉強熱心な方だなぁ」と言うの第一印象だった。今の渋谷に新興企業が集まる理由の一つは、再開発による立ち退きを予め前提としているために賃料が安いからでしょう。「賃料で丸の内を抜きたい」と思っていたら、逆に今集まっている零細スタートアップは出て行くでしょうね。
とはいえ、おそらく東急が狙っているのはアーリーステージのスタートアップというよりは、既に上場を果たしたクラスのIT企業なんでしょうから、それもまた良いのでしょう。東急からすればその規模感でも「スタートアップ」という感覚なのでしょうし。
おそらくアーリーステージの企業はドーナツ化現象のように渋谷周辺に散っていくのだと思います。
「いつかは渋谷」というブランディングを施すうえではそれも良いと思いますが、「カオスを絶やさぬよう」とお考えになるのであれば、ド貧乏スタートアップがオフィスを構えられるような、遊びの余地を設けることでしょうね。
入居期間を限定した格安コワーキングスペースを提供するといったあたりでしょうか。