なぜ東芝の不正会計見抜けなかった… 「見下された」新日本監査法人
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一言で言うと今の監査法人が会計士の人的チェック依存では東芝クラスの大企業には全く歯が立ちません!根本の問題は会計士の能力ではなく「AI活用レベルの不正自動チェックシステム」が欠落なのです。
以前も指摘したように経営学がITと完全融合出来ないで陳腐化したのと同じ理由で監査も有名無実化しています!
IT後進国の日本は特にビジネス上の高度判断をサポートするシステム開発に取り組まず、グローバル大企業が軒並み事業規模に見合ったマネージメント力を持てずに凋落の最大要因になりました。
省庁や地方自治体に至っては予算と人材不足で、殆ど寿命の来たレガシーシステムを無理やり延命させて、そのツケを過剰な職員でカバーする悪循環に陥っています!
マイナンバー制度が地方自治体の運用では何れセキュリティ問題で破綻すると予想されるのもこの要因なのです。
韓国/中国を含むIT先進国に10年以上の遅れをとる日本のITシステムを自覚しキャッチアップする様子も見せない政府/自治体/財界では国が滅びます!
注目のコメント
本質的な問題は、監査法人というより日本の経済犯罪に対する法制が緩すぎること。グローバルには東芝の会計問題は明らかに粉飾決算。海外では刑法により裁かれ、かなり刑務所に入らねばならない量刑に処されよう。甘い法律の元では、クライアントと監査法人とのパワーバランスが保てない。なぜ、政府は経済犯罪の法律を厳格化しないのか不思議でならない。外資系企業の経営者にとって、社内外の監査は最も緊張感のあるテストのようなものだし、問題が指摘されればまず社内で懲罰が課せられる仕組みが整っている。
「なぜそこまで調べるのか?私たちを疑っているのですか?」
「その質問はこれで3度目です。おたくではチーム内部で引き継ぎをなされないんですか?」
「この件は先生もご存知でしたよね?それを踏まえて過去監査意見を出されているはず。それを今更間違いと言われても。既に我々と同じ船に乗られてますよ」
といった監査人殺しのキーフレーズはたくさんあります。東芝クラスなら普通に使っているように思います。