「維新」は変わった　「風」頼みから「基礎票」頼みに（ニュースソクラ）

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  松田 馨

  

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  株式会社ダイアログ 代表取締役／選挙プランナー

  ・2017年10月11日

  関西学院大学の冨田宏治教授（政治学）が「維新の選挙は風頼みの空中戦から、地を這う組織戦へと変貌している」と評されていますが、同感です。結党から大阪府内の地方選挙でも勝利を重ね、地方議員を増やし、組織をつくってきたのは伊達ではない。
  
  橋下徹氏という圧倒的な選挙の顔を失ったからといって、決して空中戦が弱いというわけではありません。ビラやポスター、webサイトなども毎回何を有権者に訴えるかが明確で、伝える工夫をされている印象です。
  
  今回の衆院選でも大阪選挙区は希望の党との共倒れを防ぎましたし、低投票率選挙のなかでも自力を発揮して議席を死守するのではないかと予想しています。

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