今宵は福島の酒で一献いかが、５年連続日本一で輸出も好調－復興へ光
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今も福島に毎月お伺いしてますが、震災前年の観光流入が約5700万人で、平成28年で約5300万人と若干戻ってきました。スポーツでの誘致も強いので、それをキッカケに観光やECに繋げて欲しいですね。
福島県産酒の躍進の要員としては、清酒アカデミーの存在が大きいでしょう。それまで「見て覚える」が当たり前だった酒造りのノウハウを体系化して学ぶことで、杜氏や蔵人のスキルが高いレベルで均一化されました。記事中で紹介されている、IWC日本酒部門で金賞を受賞したほまれ酒造をはじめ、風評被害を払拭しようと、ここ数年は賞レースに力を入れている蔵元が非常に多いです。加えて、酒蔵ツーリズムなど、各蔵元での企画や、官民一体での日本酒PRが功を奏していて、全国各地から福島の酒目当ての方がたくさんいらっしゃっています。あと、全然関係ないですけど、ほまれ酒造の唐橋社長は、フリーアナウンサーの唐橋ユミさんのお兄様です。
中国では福島を含む10都県産の食品の輸入停止が依然として続いています。
中国では日本食ブームが続いていますが、日本酒の銘柄はこの規制により偏っています。
政府間の交渉がどこまで進んでいるのか不明ですが、一日でも早い解禁を心から望んでいます。
