JR九州:新規上場で5000億円調達へ、全株売り出し予定-関係者 (1)
コメント
選択しているユーザー
注目のコメント
鉄道のマーケティングも上手いし、鉄道を起点として長いバリューチェインで儲けるのも上手い。新幹線で儲け、リニアを追加するJR東海とは真逆の私鉄みたいな会社。上場後も鉄道のビジネスモデルに革新を起こし続けて欲しい。
全紙一斉に報道しているので記者クラブにリークがあったのでしよう。上場承認はおりる瞬間まで外部に絶対出ないのがルールですが、実質国営企業にて暗黙の了解なのでしよう。
上場時の時価総額5000億円で、売出しによる調達が5000億円。つまり国が100%所有する株を一気に全て市場で売却して株主が民に入れ替わる、完全民営化(だけ)が目的の上場という事でしょう。九州で仕事をするとJR九州の唐池会長の話が必ず出てきます。
サービス革命を旗印に、赤字ローカル線を抱えてニッチもサッチも行かなくなったJR九州を立て直し、躍進させた九州きってのカリスマ経営者です。
大変なアイデアマンで、有名な豪華寝台列車ななつ星や、リゾート列車ゆふいんの森、海幸山幸なども自ら発案、ネーミングも自分で決め、列車のデザインの細部に至るまで自らチェックして実現させたそうです。
天神が中心だった福岡の街構造を大きく変えた、博多駅の再開発計画の旗振り役でもあります。
一見してよくある元国営企業の売り出し目的と思われがちなJR九州の上場ですが、実は地方を引っ張る元気な会社枠の上場でもあるのです。
上場を期に、JR九州には更に九州の元気を牽引してほしいものだと思います。