客数減続くユニクロ、ネット通販が下支え

なるほど、これは興味深い。
直販店のイメージの強いユニクロがEC経由の売上比率30%を目指しているというのも、なかなかショッキングなニュースですが、さらに連動してエブリデイロープライス戦略をとってる点にも注目。
バーゲンとかセールとかって、店舗に一時的に人を誘導するには良いオプションなのかもしれませんが、結局それ以外の時に買った人をガッカリさせることになるので、いつでも手軽に買えるECとの相性が悪い気はするんですよね。
日本では小売業が単純な値下げ競争とか価格競争に走りやすい印象があるので、こういう試みがうまくいくかどうか、他の事業者も類似の取り組みが増えるかどうかに注目したいです。

5.6％という数字が興味深いのでメモ
といっても比べる数字がないと分からないのでググったところ繊研の数字をまとめたサイトを発見
http://echack.hatenablog.com/entry/2015/07/21/222443
よくネットの成功例として取り上げられるユナイテッドアローズは16％、アーバンリサーチは25％
セレクト系は高いということを考えてもまだまだ上げ余地はありそうです

【追記】
ちまきさん、GUのネット通販比率は未公表で分からないです。おそらくUNIQLOより高いと思うのですが。
【追記終】

ネット通販部門の売上高は確かに前年比+40%と大きく伸びましたが、それでも売上構成比は5.5%です。
無印良品やユナイテッドアローズなどではネット通販の売上構成比は10%を超えていますので、ユニクロはこれまでの遅れを挽回しているに過ぎないかと。