日本のAIは周回遅れ…杉山将・東京大教授に聞く
読売新聞
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同じ専攻の杉山先生のインタビュー.日本のAIの状況についての危機感がにじみ出ています.と同時に,新しい研究センターができたことで,この状況をなんとか打破できるのではないかという期待もあるのかなと.
ちなみに,インタビューでの文章は厳しい断定口調ですが,実際はとても物腰の柔らかな先生です.(当然ですが質問やコメントはとても鋭く手厳しいですが)こう言うベイズ主義的な統計学の延長にある機械学習は、軍事研究への応用が多く、イスラエルのテック企業や、DARPAの支援の研究がベースになっていることが多いてすね。
日本があくまで人型に拘ったのもそこにも一因がある気がします。
周回遅れと言いますが、関心ある若者の層の厚さは負けてないかも知れないとも思います。
全脳アーキテクチャ若手会に参加していると、人数だけ多い大人の集まりよりも強い情熱を感じます。彼らはまだ研究費もない人も多いですが。
理解ある大人や仕組みも重要ですが、最後は情熱がカギです。上からタスクを振るばかりでなく、本当は何がしたいのかを考える時間を与えることも、先に生きた人の務めかなと。松尾さんと話すと、いつもデータ量とアルゴリズムの精度で勝負が決まるソフトの世界では米国IT企業には太刀打ちできないから、ハードも絡むエリアで勝負していくしかないと言っている。日本では若い研究者に率いられるこのセンターが上手く領域を絞り込んで勝負してほしい。