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北朝鮮が飛しょう体発射 韓国軍が情報収集急ぐ

NHKニュース
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  • 静岡県立大学 特任教授

    情報が少ない段階なので、まずは次のような見方をしておくのがよいだろう。

    1)射距離60キロ、射高400キロ(韓国軍情報)なら準中距離弾道ミサイルのロフテッド軌道による発射の可能性。

    追記:韓国軍は射高189キロと発表。それでも近距離の目標に垂直に近い角度で落下してくるロフテッド軌道。迎撃には工夫が必要。米国はSLBM改良型の中距離弾道ミサイルKN-15と見ている。

    2)狙いの第1は、トランプ大統領の「中国が北朝鮮に影響力を行使しないなら米国だけでもやる」という発言を受け、米中首脳会談への牽制。

    3)狙いの第2は、米韓合同軍事演習と米軍のTHAAD配備に反発し、「ロフテッド軌道の弾道ミサイルをTHAADとPAC3で撃破できるかな?」とアピール。

    4)狙いの第3は、米韓合同軍事演習のシナリオにある金正恩委員長への「斬首作戦」に対し、弾道ミサイルでも韓国首脳部への「斬首作戦」は可能だという能力の誇示。

     弾道ミサイルではピンポイントの攻撃はできないが、ソウル市民の犠牲を無視して何発もソウル市内に撃ち込めば、結果的に「斬首作戦」を実行したのと同じ効果を手にできるという、北朝鮮らしい考え方。

     基本的には、1994年の北朝鮮核危機の時に米国のサージカル・ストライクを前面に出した軍事的圧力の中で、北朝鮮の金日成主席はカーター元大統領との会談に応じ、南北首脳会談が実現したのと同様、軍事力を前面に出した熾烈な駆け引きが行われていると見てよい。

     しかし、行使できる態勢で軍事力が展開されている訳で、何が起きてもおかしくない。目を離せない。


注目のコメント

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    慶應義塾大学 教授

    米中首脳会談を控えて北朝鮮なりの牽制の仕方だろうが、核実験や長距離ミサイルの発射実験など多くの選択肢がある中で、中距離弾(おそらくロフテッド軌道による打ち上げ)ということであれば、まずは序盤・安全牌の牽制という印象。

    北朝鮮の当面の目標は、米国が軍事介入をすれば耐え難い反撃を韓国・日本・米国本土(ICBMを成功させた場合)に行える能力を可能な限り早期に実証することにある。しかしその実証の試み(核実験や各種ミサイル実験)の過程で、米政権や中国の想定以上の反応を招くリスクを常に伴う。北朝鮮の行動はこうした性質のものだ。

    北朝鮮の合理的な選択肢は中国を味方につけ(もちろん米朝関係は冷え切っているが)、米中首脳会談を攪乱することだが、自ら挑発を強めれば米中を結託させてしまう。だから米中首脳会談中はおとなしくしている、と通常は考える。しかし挑発のレベルをさらに高めれば、中国は結局米国の衝動的対応を抑える行動をとり、さらに米中を攪乱させられる・・・などと考えるかもしれない。


  • ライター 翻訳家 朝鮮半島問題

    米韓合同軍事演習の期間中なので、「飛翔体」が軍事目的のミサイルだとしても唐突感はないです。なので4月末まで北朝鮮による軍事的挑発行為は続くと思います。私は軍事問題は詳しくないのですが、朝鮮戦争が終わって南北(南のバックには米韓相互防衛条約を結んでいる米国)は軍事的な小さな衝突を続けてきました。その「小競り合い」によって全面戦争を回避してきたとも言えます。(もちろんそれがいつか周辺諸国との大きな衝突に発展する可能性は否定できません。


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