シャープ、東証1部復帰申請へ 6月末に、戴社長
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大組織を機能的に動かすという当り前の事を実行できるトップになれば社員の能力が発揮されて、高生産性が実現する証明ですね!裏を返せば日本の大企業経営者の多くがこの当たり前の統制が出来ないのです。
要因は経営者に必要な経営情報システムの欠落と、縦と横の組織毎の自在なリアルタイムコミュニケーションの不足で、特に「同じ日本人だから言葉で通じる筈」という思い込みから何も工夫しない風潮が根付いています。
上場大企業が最もこの症状に嵌まっていますが、自覚出来ていないのでこのまま世界から取り残され凋落していくでしょう!
外国人経営者だからではなく、日本の大企業経営陣が余りにも組織統制に無関心で勉強不足なのです。
注目のコメント
「戴社長は昨年8月の就任以降の構造改革により1千億円余りのコスト削減を実行して2016年度下半期は黒字化を達成した」
やはりここまでの改革は外国人社長にしかできないのでしょうか。明治維新とは別の意味での「お雇い外国人」社長が必要とされているのかもしれません。企業再生の要諦は、まず組織の空気を変える事。
私もかつて多くの企業の再生に関わってきましたが、本当にそれだけで、ビックリするくらい会社が変わる場面を多く目にしてきました。
逆にいえば、空気を変えるのではなく、空気を読む事で、組織のトップに立ってきたサラリーマン経営者には、企業再生は向かないことが多いのです。
これはどちらがいいか悪いかではなく、時代や状況によって求められる人材が違うというだけのことです。
その意味で、今の時代は、シャープだけでなく、多くの企業で、空気を変えることのできる人材や経営者が今後必要とされることでしょうね。