米フィリップ・モリス、将来たばこ販売撤退も 電子たばこに移行
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JTのプルームテックもかなりインパクトあると思います。実はドラッグデリバリーシステムとしての紙タバコは燃やして煙を吸うという非常に原始的な方法のまま現代まで来てしまいました。イスラム世界では古くから水タバコという先進的なドラッグデリバリーシステムが発明されて広まっていましたが携帯性がわるくこれまで世界的には普及していませんでした。大きく変わったのがエネルギー密度の高いリチウムイオン電池が発明されてからです。もともとノートパソコンや携帯電話用に開発されたものですが、こいつが水タバコの超コンパクト化を可能にしたのです。その結果肺がんや受動喫煙のリスクが高いスモークによる喫煙から人間を解放してニコチンだけを効率的にベイパーで吸引できるようになりました。日本では薬事法の関係でニコチンリキッドではなく刻みたばこを使っていますが。。ニコチンなしのフレーバーもありますし、逆にアルコール入りもありだったりして私は肺がん対策もですが将来的にはドラッグデリバリーシステムとしても期待できると思ってます。JTもその方向性でしょうね。大麻が解禁されてる国では大麻も電子吸引になってます。
IQOSを始めたのは6月ごろからです。副流煙がないので周りに迷惑をかけない、臭いもほとんどない、よく考えられた商品です。火をつけるわけではないので火災の心配もない。僕の周囲もIQOSだらけとなりました。JTは完全に遅れをとっているので、早く新製品を発売しないと市場を奪われてしまう、何をやっているのだと言いたいね。
IQOSの発想の優れたところは、携帯電話の初期と同じで、ただでも機械を配れば通話料が取れる、というところです。実際は1万円のツールですが、毎月のタバコ代金が確実に入る、マルボロしか吸えない仕組みだから。形も携帯電話と似ているので、携帯が一個余計に増えてポケットが膨らむ感じです。
タバコを吸わないホリエモンが詳しいのは意外でした。そういえば数カ月前に、ホリエモンの面前でIQOSで吸っていたけれど。たばこ産業は難しいポジションに立たされていますね。健康被害を考え国を挙げて禁煙を啓蒙している中で、たばこを売らなくてはなりません。
人はなぜ煙草を吸うのか、リラックスのため、休憩のため、など、たばこを吸う目的を抽象化し、その目的に合わせた新しい事業を組み立てていかなければいけないのだと思います。
富士フィルムはフィルム事業の会社からライフサイエンス企業に生まれ変わりました。それに近い改革が必要なんだと思います。