デモクラシーは歪んだ制度『民主主義の条件』
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同意。山の登頂ルートいろいろあれど、少なくとも、橋下さんは登頂を目指した。スキーの直滑降を逆走する如く登ろうとするのは強引過ぎたが、自民から共産党まで、登頂する気があった議員は一人もいなかった。
現行を精査して体制内改革を図るのが良策なのか、まだ見ぬ世界に夢を掛けて、スクラップアンドビルドをするのが解決策になるのかは、誰にも分からない。
ここで、過半数と3分の2以上を考えてみる。
もし、住民投票が3分の2以上であったならば、果たして住民投票は行われただろうか?もし、住民投票をすることになるとしても、3分の2以上となれば、反対者を罵倒したり、報道に干渉したりなどということは、マイナス要因にしかならない。直接住民に面談して説得するに等しい多くの人が納得できる説明をしなければならなくなる。
3分の2以上が賛成ならば、反対者も従わざるを得ないであろう。
過半数を制すれば良しとするならば、可否の間で調整を行うことは無く、単なる力比べになりがちだ。
民主主義というものの本来は知らないが、調整がいかんともしがたく、完全に変えるべきであるとするならば、せめて3分の2以上の多数を持って決すべきでは無いだろうか。
単なる多数決は、争いしか生まない。他国ならば、必ず、不正投票疑惑を掲げてさらなる混乱を誘うことになると思う。
誠に残念なことに、この程度の投票行動の結果を受けて、シルバーデモクラシーがどうとか、生活保護世帯の多い地区がどうとか、エリートの住む地区の投票行動は正しかったとか、若くて優秀なものとの票の差を付けなければならないとか、インテリゲンチャとして情け無いのではないかというような言説が流布することになった。
因みに、本論とは関係が無いけれど、アンダーコントロールで五輪を獲得。すばらしき新国立競技場になるはずが、最終的に5万人収容で屋根無し。そんなぁ、旧競技場とおんなじか。建て替える必要ないんじゃ無いのと思ったら、すでに、旧競技場は解体中。
現状がそんなによくなくても、誰かの夢にお付き合いをして、全て失うのは勘弁して欲しいという、愚か者の判断もある。