ロケット、初の再利用成功＝昨年打ち上げ、軟着陸－米企業

すごい。既に再利用成功してたのか。

いよいよロケットが再利用の時代に。ジェフヘゾスとイーロンマスクの戦いも引き続き目が離せない。昨年、垂直着陸に成功した時の動画は下記。
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アマゾンCEOの宇宙開発企業がロケットの垂直着陸に成功。イーロン・マスクのSpaceXを出し抜く(動画)
http://japanese.engadget.com/2015/11/24/ceo-spacex/

技術的には素晴らしい。コストが再利用で劇的に下がるかといえばそちらは未知数。うちらは使い捨て型で頑張ります。今年上半期にサブオービタル打ち上げ予定

ポイントは、この企業が再利用の技術を他の企業にもシェアできるかでしょう。それができなければ、この企業だけが再利用できて、他の企業は同じように再利用の技術を得るためのコストがかかり続け、結局は宇宙業界は広まらないということになるのではないでしょうか。

ここに人の富と名声を得るための間違った行動がとられることが多いわけです。
短期的には、技術を自分の企業だけにしておくことで地位や名誉が得られますが、
本当の地位や名誉は、多くの人に価値を提供したものに与えられます。
良いものを多くの人にシェアすることです。

それをしないでこの企業だけに止めるのならば、一回打ち上げきりの技術で多く飛ばした方が、全体的にはコストは減るのではないでしょうか。
使い切りカメラと同じです。
再利用はデジカメみたいなものでしょう。
そのデジカメの技術を普及させないならば、使い捨てカメラの方がコストが減ります。

この技術をシェアされなければ、多くの人が宇宙に行くのにつながるのは、一回きりのロケットなのではないでしょうか。